「実らせる」をコンセプトに、田植えから。
総合広告会社といえば、CMもOOHもデジタルもできる。そんなイメージがあると思います。それらは当然やりますが、そうやって思い浮かぶもの以上に、何でもできることを知ってほしい。私は先日、クライアントとともにお米をつくりました。お米を苗から育てて、パッケージングしてクライアント社内へ配り、社員食堂でも提供。非常に好評いただくことができたと感じています。
米づくりの目的は、クライアントのスローガン変更に合わせて、より社内の意識統一を図ること。スローガンにも合わせ「みんなで実らせる」をコンセプトにした企画として、お米づくりを行いました。クライアントの社員と、社員のご家族とともに、田植えから自分たちで。お米を栽培した土地の名産品とコラボした食堂メニューを考案するなど、企画も広がりを見せることができたと考えています。
ひとつのプロジェクトを起点に、未来の強みも生まれる。
私はこのプロジェクトを経験して、広告会社はクライアントの課題のためなら何でもできるし、何でもしていいのだなと改めて感じました。広告会社も競争が激しい時代。これまでやってきた手法にとらわれるのではなく、課題に合わせてより柔軟な提案をしていくべきなのだとも考えています。
たとえば、今回お米づくりのノウハウも得られましたし、地域の名産品と協業するノウハウも得られました。新しい手法として、別のクライアントへ近い企画をご案内することももちろん可能ですし、地方創生など社会課題解決に向けたプロジェクトを立ち上げることも可能。ひとつのプロジェクトをきっかけに、またクオラスとしての強みがまたひとつ。できることを自ら探していきたいです。
チームを頼れば、チームとしても進化できる。
クオラスで仕事をする面白さは、チームで仕事をする面白さに通じていると私は思います。自分ができること、知っていることを増やせばクライアントへ提案の幅が広がるのは当然なのですが、全てを自分で抱え込む必要はありません。私自身、「誰か田植えのやり方と場所知りませんか?」と聞いて、実現できたわけですから。頼ってみれば、意外と誰かが答えを持っていることもあるのではないでしょうか。
社内には様々な人がいるので、様々な人の経験と知恵を借りれば何だってできます。営業の中でも得意分野は異なりますし、中途や業務委託の方も多いので他業界の知識がある方もいて、スタッフ職も個性豊か。自分の引き出しを増やしていくこととともに、色んな方との掛け合わせでこれから何ができるだろうとワクワクしているところ。私もまだ知らない、広告会社にできることが、これからもまだまだ待っていてくれそうです。