人権尊重への具体的な取り組み
株式会社クオラスは、「ビジネスと人権に関する指導原則(UNGPs)」および日本政府の「責任あるサプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン」に基づき、自社の事業活動およびサプライチェーン全体における人権への影響を把握し、リスクの防止・軽減に向けた取り組みを継続的に推進しています。当社は、多様な事業を展開する中で、従業員・取引先・委託先・エンドユーザーをはじめとするすべてのステークホルダーの人権を尊重することを経営の重要課題と位置づけ、組織全体で人権尊重の文化を育んでいきます。
1. 人権方針
当社は、すべてのステークホルダー(従業員・取引先・地域社会・エンドユーザー等)の人権を尊重することを経営の基本方針として位置づけています。人権侵害リスクの特定・評価・対応・開示のサイクルを継続的に実施し、人権尊重の取り組みを推進します。
2. 人権デューデリジェンスのプロセス
当社は、外部専門機関の支援のもと、2025年度に人権DD(負の影響の特定・評価)を実施しました。
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STEP 1
負の影響の
特定・評価 -
STEP 2
負の影響の
防止・軽減 -
STEP 3
取組の
実効性評価 -
STEP 4
説明・
情報開示
人権DDの作業については、①デスクトップ調査(国内外の人権リスク文献・業界動向の調査)と、②社内ワークショップ(局長級・コンプライアンス委員が参加)を組み合わせ、当社の事業活動が影響を及ぼし得る人権リスクを幅広く洗い出し、「深刻度」と「発生可能性」の2軸で優先度を評価しました。
3. 人権リスクの全体像
評価の結果、当社の全事業に共通して認識された人権リスクを以下のとおり整理しました。深刻度・発生可能性の両面から評価し、優先的に取り組む4テーマを特定しています。
クオラス 人権リスク(全事業共通)
※深刻度・発生可能性の評価に基づき、優先的に取り組む4テーマとその他認識リスクに整理しています。
優先テーマ①ハラスメント
- パワーハラスメント(社内・委託先)
- カスタマーハラスメント(クライアント等)
優先テーマ②長時間労働
- 従業員・委託先の過重労働
- バリューチェーン上の労働者への影響
優先テーマ③労働安全衛生
- イベント・物販現場での安全管理
- 委託先・フリーランスの労働安全衛生の確保
優先テーマ④業務による心理的負荷
- 業務過多・プレッシャーによる精神的負担
- 従業員・委託先のメンタルヘルス
その他、継続的に注視するリスク
- 個人情報漏洩
- 名誉・プライバシーの侵害
- コンテンツ内容による人権侵害
- 消費者の安全・知る権利
- AI等テクノロジーに起因するリスク
- 環境問題に起因するリスク
- サプライチェーン上の労働権
4. 優先テーマへの対応
優先テーマ①ハラスメントの防止
- 全従業員を対象としたハラスメント研修の定期実施
- 社内相談・通報窓口(クオラスヘルプライン)の周知及び利用促進
- ハラスメントマニュアル・コンプライアンスマニュアルの周知及び利用促進
- 上司・人事部・コンプライアンス委員による相談受付体制の整備
- AIを活用したコンプライアンス相談機能の周知及び利用促進
- 全従業員を対象としたハラスメントテストの定期実施(年1回)
優先テーマ②長時間労働の是正
- 深夜時間帯(22時以降)の残業原則禁止
- 全従業員の月次労働時間のモニタリングと管理職への報告・指導体制
- 完全フレックスタイム制度の導入による柔軟な働き方の推進
- 有給休暇・代休取得の積極的推進
- バリューチェーン上の労働者の実態把握に向けた調査の検討
優先テーマ③労働安全衛生の確保
- 各種法令に基づく労働安全衛生への配慮の徹底
- イベント・物販現場における事前安全確認・注意喚起の実施
- 委託先・フリーランスへの労働安全衛生環境の確保
- 安全管理ルールの整備と社内外への浸透推進(今後強化予定)
優先テーマ④業務による心理的負荷の軽減
- 社内相談・通報窓口(クオラスヘルプライン)の周知及び利用促進
- 上司・人事部・コンプライアンス委員による相談受付体制の整備
- AIを活用したコンプライアンス相談機能の周知及び利用促進
- 上司と部下の1on1ミーティングの推奨・定着化
- メンター制度の活性化
5. 相談・苦情処理窓口
当社は、人権に関する懸念や相談を受け付ける社内窓口(クオラスヘルプライン)を設置しています。またフリーランスの皆様からのご相談・苦情に対する窓口も設置しております。
最終更新:2026年4月