クオラスの
クリエイティブは、
肩書きに縛られない。
私たちは営業もスタッフ職も、肩書きに縛られず、プロジェクトの企画から実施まで、全てを考え取り組みます。私の職種であるADは見た目に関わることを中心に行いますが、プロジェクトの根幹から企画をし、プランニングをしたり、コピーを書いたりすることもあります。プロジェクトに関わる全てに関わり、チームみんなで意見を出し合う。そうすることで、提案はより強いのとなる。それがクオラスのクリエイティブです。
たとえば当時全くお取引のなかったクライアントへ、ゼロから自主提案を行ったことがありました。形になるかすらわからない段階から、クライアントのブランドのあり方についてチームで根本から考えた。チームで挑むからこそ体験できるクリエイティブの醍醐味があったと感じました。ゼロから開拓したクライアントとのお付き合いは今や5年以上、複数ブランドを任されるまでになっています。
デザインを超え、
世の中を見よ。
クライアントの課題解決や企画提案から考え、アートディレクションを行ってきたことで、視野が広がり、視座も高めることができたと感じます。デザインのことだけを見ていてもダメ。生活者がこの広告を見てどう思うか。どう反応するか。してもらえるか。あるいは、クライアントは自分たちのブランドを、世の中を、未来をどのように捉えているのか。様々な条件と視点を意識しながら、最適なものを探すような仕事だと捉えるようになりました。
そういった視点が持てると、自分のアートディレクションが世の中や未来をよりよくすることにつながっている気がします。世の中がどうあるべきかまで、思考できるクリエイターでいたいです。


悩み続けてこそ
クリエイターだ。
クリエイターとして大切にしているスタンスの話をしましたが、現実的な日々の仕事では、多くの制約や課題にぶつかることも多いです。予算やスケジュールに悩んだり、プライベートとの両立に悩んだり。現在私は小さい子どもが2人いるのですが、時間のやりくりが大変だと感じる瞬間も多いです。だからって妥協したくない。自分の思う、いいものをブラさずつくりたい。どうすればいいだろうと、常に悩み続けるのがAD、ひいてはクリエイターなのだと感じます。
悩み続けてこそクリエイターなのかもしれません。つくるものにいつまでも満足はなくて、いつもアイデアを考え続けて、ずっと苦しい。もしかしたらその悩んでいる時間こそが、この仕事の楽しいところなのかもしれない。そうやって広告をつくり続けるのが、私たちの仕事なのだと思います。





























