
クオラスでは入社後に新人研修があり、その後それぞれの部署へと配属になります。今回集まってもらったのは、配属直後の新入社員2人。就活中に抱いた疑問や、当時は不安だった配属や働き方について、人事へ率直に、NGナシで質問してもらいました。
※2025年度新入社員研修は6ヶ月間実施


-
猪股 将行人事 -
木村 建巳ビジネス
プロデューサー -
河野 凜アニメビジネス
プロデューサー
ズバリ、面接ではどこを見る?
ない、ない!(笑)最初から「この人!」と思う方なんて、いません。総合的に判断しています。
総合的に判断とは、どんなことなんですか?
大きくわけると、2つかな。1つは、カルチャーフィット。クオラスに合う人材かどうかを見ています。そのために第一印象だけではなく、書類や面接での会話、雰囲気などからその人を知る。そもそもどんな想いを持った人なのか、様々な角度から知ろうとしているんですよ。
どんな想いを持った人なのか、ですね。
そこが2つ目のポイントにもつながります。どんな想いを持っているのか。つまり、その人の好きなことや、やりたいこと、これまでどんなことをしてきたのか、などいろいろ知りたい。熱意を持ってぜひぶつけてほしいと考えています。
熱意ってどうやってぶつけていいか、難しいですよね。
最初に重要なのは、エントリーシート(ES)です。クオラスのESは、自分のことを自由に表現をする記入欄をかなり大きく取ってるんですね。そこで存分に、アピールしてほしい。いちばん、自分らしさが出るところだから。書いた内容を面接でさらに掘り下げることで、より一人ひとりのことがわかると考えています。みなさんが自身のことを振り返りるのにも、きっとつながりますよ。
自由に表現するって、本当に好きなことを書いていいんですね。
受かるための文章をつくるより、自分の素を出してほしいですね。その人がどれだけの熱量を持ってESを書いているか、読む側は意外と文面からわかるものです。あとは、ESに書いた好きなことややりたいことは、面接でもぜひアピールしてほしい。せっかくESを充実させてくれているのに、面接ではESの内容に自分から全く触れない方がたまにいらっしゃいます。でもそれは、すごくもったいない!
好きなもの、やりたいことをESでも面接でも語ることが、そのままクオラスへの志望動機や入社意欲ってことなんですね。そういえば私も、いかにアニメが好きか、入社したらどんなふうにアニメの仕事がしたいか、ずっとアピールしていました。


面接で聞きづらかったことは?
就活のとき、本当は質問したかったけど聞きづらかったことがあれば教えてほしいな。
福利厚生について聞きたかったのですが、就活中は聞けなかったですね。「それ目当て」というか、仕事内容以外のことばかり見ている印象を残してしまいそうだと思っていました。でも、社会人になってどんな生活になるのかは、やっぱり知りたいじゃないですか。
聞きづらい気持ちもわかります。面接だと他の質問で時間を使い切ってしまって、働き方について聞けなかった、という声も人事の方には届いていて。採用サイトなどの情報発信を丁寧に行うことで改善しようとしているけど、なかなかみなさんの不安を解消できていないのが反省点です。選考とは関係ない座談会などもあるので、そこで先輩社員に聞くのがベストかな。
他の企業だと、座談会の発言内容も選考に関わることがあるんですよ。そう思うと、座談会でも聞けなかったですね。
なるほど。クオラスでは、座談会は面接より前に行うので、本当に「お互いを知る場」として捉えてもらえたら嬉しいです。若手社員が多く出席するし、ざっくばらんに何でも聞いてほしいです。
私は、配属がどうやって決まるのか、自分の希望は叶うのか、質問したかったですがなかなか聞けなかったですね。絶対、ビジネスプロデュース職に就きたかったので。様々な人と関わりながら働きたい、チームの指揮を取れるようになりたいと望んでいました。


配属の希望はどうすれば叶う?
やりたい想いを伝えるほど、配属の希望は叶うのでしょうか?
必ずしもそうではありません。もちろん何をやりたいかはヒアリングするし、できるだけそれを叶えたいと思います。しかし会社である以上、全員を希望通りにというわけにもいきませんし、学生や内定者のときはまだ具体的な仕事内容がわかっていないままの職種や部署もある。本人の希望、人事が見る適性、みなさんを必要とする部門、いろいろ考えた上での配属です。
たしかに学生や内定者の目線では、どんな仕事なのかわからなかった職種はたくさんあります。
本当はインターンなどを通じて深く知ってもらえたらいいのですが、どこまでいっても限界はあるのでね。やってみるまでわからない部分は、どの職種・部署でもあり得ると思います。
そんな中でも、少なくとも自分の考えをしっかり伝えることが大事なのはわかりました。
木村さんは、新人研修中に提出する日報にも「オレはビジネスプロデュース部門に行く!」と頻繁に書いていましたもんね。
そう。入社後半年かけて行う新人研修中も、ビジネスプロデューサーになりたい想いは衰えませんでした!
自分の考えていることを発信するのは、採用面接や配属に限らず、大切なことですよね。仕事をするときには、考えていることをきちんと口に出してクライアントやメンバーに伝えることが大事だから。伝えたいことは伝える。その力は身につけてほしいです。


クオラスの「成長」って何ですか?
まずは、配属先で目の前の仕事をできるようになること。失敗も壁も学びの機会。どんどん視野を広げていってほしいです。目の前の仕事だけでなく、クライアントの成果にコミットするにはどうすればいいか。会社としての売上利益も両立するにはどうすればいいか。他者やチームからの意見や視点を取り入れて、自分で考え、仕事ができるようになってほしいです。
クオラスにはジョブローテーションの制度がありますよね。
はい。新入社員が3年目を迎える前に、所属部署から異動したいか、残留したいかを聞いています。もちろん本人の意向を無視することはありませんが、できればジョブローテーションで様々な仕事を経験してほしいと考えています。それが、先程挙げた視野を広げることにつながると考えているからです。様々な仕事と視野を獲得し、学び、考え、行動して経験値を増やすことが、クオラスでいう「成長」なのかな。
なるほど。やりたい職種とは異なるポジションを経験することで、やりたい職種のことが改めてよくわかることもきっとありますよね。
そうですね。それからこれは、人事の望む成長というより、クオラスの人事としてのアドバイス。同期は大切にしたほうがいい。
同期? なぜですか?
同時期に入社したというだけで、やはり特別な存在になれるからです。クオラスの人は、大事なつながりだと考えているようですね。配属先でそれぞれ頑張るようになって、頻繁に会うことがなくなっても、同期は同期。入社後何年経っても、たとえばクオラスを離れた人がいても、ずっとつながりを保っている人も多いみたいですよ。
なるほど。そうやって同期という仲間を大切にするのも、クオラスらしさのひとつなのですね。
もちろん、同期以外にも先輩や上司、様々な人がいます。自分と近い考え方の人も、自分と違う人も、様々な人の考えを受け止めながら視野を広げ、成長してくれると嬉しいです。




























今日は何でも質問していいと聞いているので、早速!(笑) 「その就活生が内定かどうか、人事は対面直後に直感でわかる!」といった話、ありますよね。就活中よく聞いたのですが、あれは本当ですか?