クオラスといえばエンタメ。そんなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。そこでご登場いただいたのは、エンタメ領域、中でも音楽に強みを持つ、第1ビジネスプロデュース局営業2部のみなさん。エンタメを仕事にする上で意識すること、エンタメに向いている人。あれもこれも、語ってもらいます。
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吉井 杏樹第1ビジネス
プロデュース局
営業2部 -
飯野 勇第1ビジネス
プロデュース局
営業2部 -
吉川 健第1ビジネス
プロデュース局
営業2部 -
秋元 博文第1ビジネス
プロデュース局
営業2部
第1ビジネスプロデュース局営業2部って、どんなチームですか?
たとえば、アーティストの新曲がCDや配信などで発売されるとき。これを読むみなさんも、CMやOOH、WebCMなど目にしたことがあるのではないでしょうか。それに限らず、発売記念ライブや握手会などイベント企画もやりますね。
雑誌やテレビの広告枠を買うメディアバイイングなども。クライアントの困りごとのためなら、あるいはアーティストのためなら、何でもやるという認識です。
逆に、売ることだけを目的にしてはダメなのも面白いところかもしれないですね。昨今は、「ファンダムマーケティング」や「推しマーケティング」という言葉も聞くようになった。言葉は最近のものだけれど、手法自体は昔からあって、私たちはずっと意識していることなんですよね。
売るだけではなく、ファンが求めること、ファンが喜ぶことにきちんと応えるという姿勢が求められますよね。
だからこそ、ときにはファンの要望に応えて、アーティストとしての新しい取り組みを提案することもありますよね。新しいチャレンジをすることは、新しいファンを獲得することにもつながります。
ただ新しい商品をお知らせするだけでなく、ファンをつくる、バズをつくる、といったところまでできるのが音楽やエンタメの面白さなのだと感じます。
いわゆる「バズる」ものって、多くは音楽が関係しているとよく言われます。バズって世の中を動かすものに、我々の扱う音楽が関われると思うと、面白いですよね。
このチームらしいエピソードを教えてください。
う~ん……。先日、イベントの現場で荷物を運ぼうと屈んだら、スーツのお尻が破れてしまったことかなぁ。
アーティストのライブイベントにスタッフとして出席していたら、アーティストと私はちょっと顔が似ていて。それでファンが「もしかしてお兄さんなんですか?」と集まってきて、騒ぎになったこともあったなぁ。
どっちもチームのエピソードじゃないです!(笑)
私はこういう、何でも話しやすいチームの雰囲気が好きですが……。それでも今話すのはこれじゃないですね。
「quaras Award」を受賞したことじゃないでしょうか。これを読む人が知りたいのは、そういう話ですよ。
「quaras Award」は、半期ごとに授与される社内の賞ですね。私たちのチームは、コロナ禍の影響を跳ね返し大きな売上をあげたということで、「IMPACT賞」を受賞しました。
この賞は、大きな売上や大型案件受注など、インパクトを残したチームがもらえる賞。数字の力って、やっぱり大きい。私たちも達成感を得られますし、社内を鼓舞することもできたと考えています。
でも最初に言ったように、私たちが目指すのは売上だけじゃない。逆説的ですが、売上を目指さないからこそ受賞に繋がっている気がします。
みなさんが考える理想の営業スタイルとは?
売上だけを目指さない。つまりは、親身になれってことなんだと私は思っています。対クライアントも、対チームも。ある意味、自分をあてにしてもらえたらいいというか。信頼関係を築くことが大事ですよね。
親身になるって表現は、私もしっくりきますね。相手の目線に立つ、いつでも相談してもらえるようにする、すぐ行動する。そうやってプロジェクトに入り込むことを意識しています。
「信頼関係」っていうとカタいけどさ、「『こいつに頼むとラクだな』と思われるようにする」くらいの感覚でいいと思う。たとえば先読みして動くことだったり、言われたことだけでなく何かプラスして返したり。
たしかに。クライアントからすると、逐一指示したり頼んだりするより、早めに動いて色々やってくれる人は信頼できますよね。
なかなか難しいことではあるけど、かゆいところに手が届く営業でありたいよね。「そうそう!そこに困っていたんだよ?!」って言われるようなところを、きちんとサポートできるようにね。
そのためには、地道な努力も必須。
エンタメ業界は華やかな業界ですが、裏側の努力はとっても地道です。
例を挙げると、音楽が好きな人でも全ジャンルカバーしているわけではないから、知らないジャンルを担当したら、猛勉強する必要がある。私も昔は洋楽に詳しくなくて、コツコツ視聴を頑張ったなぁ。
私は逆に、洋楽ばかり聞いてきたからJ-POPの情報収集を必死でやりました。
そうですね。エンタメ好きにとって楽しい仕事ではありますが、人並みに好きなだけでもダメで、努力が必要なところはぜひ知っておいてほしいところかもしれないですね。
エンタメの仕事に向いているのは、どんな人材?
エンタメは楽しいだけじゃなく地道な仕事、と先程言ったこととは矛盾しますが。やっぱりエンタメが好きな人がいちばん向いていますよね。
好きなことを仕事にした人が、最も強い。
そうそう。地道な側面もあるけど、だからこそ好きじゃないとやってられないよ。
社会人歴の長い先輩から聞くと、重みがありますね。
エンタメ好きが絶対条件なのは、私も同じ意見ですね。ちょっとミーハーな気持ちをスタートにしてもいいと思う。
華やかな世界だけじゃないけれど、実際華やかな世界にも触れるからね。そこに携わりたい人にとっては、この上なく楽しいと思う。
好きでやったことが、結果として見える世界なので楽しいですよね。
担当した楽曲がチャートで上位を獲得していたり、担当アーティストをテレビ番組で見かけたりすると嬉しいよね。自分の頑張ったことが、華やかな世界で輝いている。その瞬間を自分のこととして実感できるのはこの仕事の醍醐味だよ。
私は仕事を通じて、自分の興味が広がる点も楽しいと思います。知らなかったアーティストを担当して、勉強したらそのアーティストのよさにも気づけたことがあるから。きっかけは仕事ですが、結果として自分の好きなものが増えているんですよね。
わかります! 次の学びのモチベーションにもなりますよね。私はK-POPが好きなこともあり、今は韓国語を勉強中。いつか仕事でも、韓国語を活用できるようになったら嬉しいです。
一言で言うなら、音楽のチーム。音楽レーベルをクライアントに、楽曲のプロモーションを主に担当しています。