クオラスの職種を大きく2つに分けると、クライアントと直接接する営業と、メディアバイイング、企画や制作などを担うスタッフに分けることができます。営業とスタッフがチームを組む際心がけていることについて、営業1名とスタッフ2名に聞かせてもらいました。
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野澤 大輝第5ビジネスプロデュース局
営業2部 -
吉田 享平テレビラジオビジネス局
ラジオ部 -
柳田 峻コミュニケーション
デザイン局
プランニング3部
それぞれの職種と、チームについて教えてください。
プロジェクトが立ち上がるとき。チームにどんな人を入れるかのスタッフィング権限は、基本的に営業にあるんですよね。
クライアントと直接接するのは、営業職の仕事。具体的な企画・制作やデータ収集、メディアバイイングなどの仕事が発生するとき、おふたりのようなスタッフ職の方に依頼をします。プロジェクトの内容によって、「この人が合いそう!」とすぐひらめく場合もあれば、「これが得意な方どなたかいませんか?」と広く声をかける場合もありますね。
やりたい仕事があれば、スタッフ側はさりげなくアピールすることもありますよね。
たとえばそこで、ラジオの広告枠が必要になれば、私のいるラジオ部に声がかかる。テレビの部署やデジタルの部署もそれぞれあります。営業から具体的に買うべき広告枠の指示があることもありますし、私から提案することもありますね。
提案するのはどんな場合ですか?
普段ラジオ局との情報交換を頻繁にしているので、その中でぜひ営業に勧めたいものがあったときですね。あの広告企画で出演しているタレントさんはラジオ番組を持っているけど、ラジオでも広告やらない? とか。企業が協賛できるラジオイベントがあるけど、あのクライアントに合いそうだから検討してみてほしい、とか。
具体的にどんなことをするか、プランニングの段階ではプランニング局やクリエイティブ局の方と一緒に動きます。
そうですね。野澤さんと私は、今まさに、とあるアパレルブランドの企業広報プロジェクトを一緒に担当しています。企業として、ブランドとして、どんなメッセージをどのように届けるべきか一緒に企画していますね。
そうですね。今日のクロストークでは、我々がどんなふうに連携しているかも見せていけるといいですね。
チームで仕事をするために、心がけていることは?
私は、プランナーとして言い訳しないことですね。時間がなくて……、アイデアとしては弱いんですが……、みたいなことは言わない。常に、自分はこう考えました、と自信を持って打ち合わせへ臨むようにしています。
営業としては、そうやって意志を持って挑んでいただけると嬉しいです。チームで仕事をするには個々のスキルや経験も大切ですが、結局は一緒にやりたいかどうかがかなり大事。
そう。「この人に頼む意味がないな」と思われたくない意地がありますね。
私はコミュニケーションを大事にしています。当たり前のことですが、たとえばいつもメールだけで済ませるのではなく、ときには直接会話をしてフォローすること。本当に小さなこと一つひとつですが、必要ですよね。私はラジオ部の前には営業をやっていた経験があるので、いっそうそう思うのかもしれません。
そうですね。営業はコミュニケーションが最も大事になりますよね。クライアントとも社内とも密な連携が欠かせない。営業はクライアントと一番近いポジションであることが大切ですが、コミュニケーションの優先順位としてはクライアントも社内も同じです。
クライアントからも、社内からも、人に相談されるのが仕事の本質ですよね、営業は。
営業がスタッフに望むことって、どんなことですか?
営業の考えに、良い/悪いをハッキリ言ってくれるとありがたいですね。私はクライアントと一番近い立場から考えるのが仕事ですが、常にクライアントが正しいとは限りません。クライアントにとって良い結果にするためにどう思うか、率直な意見を言い合えるチームが理想です。
これからやってみたい仕事は?
シンプルに、これは自分がやったぞ! と言える仕事がほしいです。今でも関わっている案件は多いのですが、途中から参加したプロジェクトだったり、メイン担当ではなかったりするものも多いので。
わかります! ゼロから、最後までやりきるところまでやりたいですよね。一部で携わったとか、サポートしたとかではなく、自分がやったと思いたい。
そうなんです。工程の上流から携われるといいのかな。あともうひとつ、私は個人的にラジオが好きなのでラジオの仕事がしたいです。今日集まった私たち、まだ3人全員のチームで仕事をしたことはないですよね。今日のクロストークを機に、一緒にラジオの仕事ができたらいいなと。
嬉しいです。ラジオって、特定のファン層により深く掘ってもらえるメデイアだと私は思っていて。だからこそ届けられるメッセージってあると思うんですよね。
私も実はラジオが好きなんです! ラジオのイベントなど、担当してみたいと思っていました。
では決まりですね。ラジオ好きの若手3人で、ゼロからできる仕事になりそう。ワクワクできるものになるはずなので実現しましょう。
チームとして一緒に仕事をしたいのは、どんな人ですか?
色んなことに興味を持てる人がいいと思います。広告会社での仕事は、様々な業界・業種のクライアントがいて、多様な課題・取り組みがあります。色々なものに興味を持てる人が楽しめそうだなと。
すでに色んなことに興味がある人もいいですよね。多趣味な人とか。その興味を活かせるチャンスがたくさんあるので、楽しく仕事ができると思います。
そういった多趣味な中でも、自分にはこれがある! と自信をもって語れるものがある人と仕事がしたいですね。何でもいいんです。野球でもドラマでも映画でも。自らの好きなものを語れる人は、仕事でも自走できる人だと思います。
能力や経験よりも大切なことですね。
まさに。能力や経験は、あとからでもいい。カルチャーに触れて、自分の好きなものを知っておくことがまずは大事です。
これを読んでいる人で、将来クオラスへ入社してきてくれる人もきっといますからね。ぜひ意識してみてほしいです。
柳田さんは、どんな人と一緒に仕事がしたいですか?
休みの日に何をしようかワクワクできる人ですかね。結局はおふたりの話と同じです。休みを謳歌できるくらい、好きなものがある人がいい。それって広告の仕事では本当に大事なことです。ただ流行っているから企画に取り入れるのは意味がない。自分で調べたり体感したりして、その上で企画に取り入れるかどうか決めた方がずっと説得力のある提案になります。
流行っているから、は自分自身の視点がないですよね。
そう。いい提案って、自分の経験や視点が大事。そういうことを私たちは大事にしながら仕事をしているし、これから一緒に仕事をする人にも意識してほしいことだと思います。
営業をしています。アパレルブランドなどをはじめ、企業のプロモーションや企業広報が主な担当です。